『雀始巣』少しづつ日も長くなってきましたね!
少しづつ日が長くなってきているのを感じますね。
こんにちは! きもの館校です。
七十二候では、「雀始巣・すずめはじめてすくう」にあたる時期。雀が巣をつくり始めるのがこの頃。
今週なかばになると、「桜始開・さくらはじめてひらく」 桜の花が咲き始め、鳥達が繁殖期を迎えるそうです。
我が家の庭では、行き届かない手入れでも季節に応じて可愛い花を咲かせてくれます。
自然界は凄いですね。
カレンダーも時計もないのに、ちゃんとその時期になると花を咲かせてくれ、生き物達も活動し始めます。
ただ温暖化の影響でしょうか?毎年少しづつ時期がずれている様な気がします。
椿の持つ雰囲気が好きで、庭に植えてもらいました。
今年は花の付き方があまり良くありませんが…。
着物の柄にもよく使われていますね。
花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」
朝晩がまだ冷え込み、昼間との気温差のあるこの時期に咲く花らしく、凛とした中にも優しさが伝わってきます。
花が終わる時、首からポロリと落ちるので、昔 武士はあまり好まなかったとか…。
花には、ストレス解消や、緊張感を和らげるといった効果があるそうです。
以前テレビ番組で、カフェで花を飾ったテーブル、飾っていないテーブルを作ったところ、花を飾ったテーブルから席が埋まっていくという実験を観たことがあります。これも納得の結果ですね。
きもの館校には、お花が絶えません。
季節に合わせて、社長の奥様がいつも綺麗に活けてくださっています。
玄関やお化粧室にも。
ぜひお化粧室も覗いてみてくださいね!
着物と帯と、木々や草花はとても関係が深いです。
季節に合わせ花を活けるのと同じ、着物の柄を選ぶのも、回りの方々への大切な“おもてなし”と“こころ配り”ですね。