【関西】きものでお出かけしたい!ホタル鑑賞スポット
前回の「【大阪】きものでお出かけしたい! ホタル鑑賞スポット」では、大阪でホタルが楽しめるスポットをピックアップしてご紹介しました。今回は、関西(大阪を除く)でホタル観賞ができるスポットをご紹介していきます。
「いつもとはちょっと違った場所でホタルを鑑賞したい」「プチ旅行を楽しみたい」という方は、関西のホタル観賞スポットへのお出かけがおすすめです。きものでお出かけすれば、より一層風情ある雰囲気を楽しめますよ。さっそくどんなスポットがあるのか見ていきましょう!
関西のホタル観賞スポット!
初夏の風物詩として、古くから親しまれてきたホタル。環境の変化などにより、現在はその数を減らしていると言われていますが、関西でもホタルを見られるスポットはまだまだありますよ。
今回は、前回ご紹介した大阪エリアを除く、京都・奈良・兵庫・滋賀・和歌山エリアのホタル観賞スポットをご紹介していきます。気になるスポットがあった方は、ぜひきものでお出かけしてみてくださいね。
※ホタルが鑑賞できる期間は、天候などによりずれる場合があります。事前に公式情報をご確認の上、お出かけください。
下賀茂神社(京都)
まずご紹介するのは、京都市左京区にある「下賀茂神社」。正式名称は、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)で、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)をご祭神として祀っています。
そんな「下賀茂神社」で毎年6月初旬におこなわれているのが、「蛍火の茶会」です。茶席や箏曲の演奏がおこなわれるほか、夜20時になると600匹ものホタルが放流されます。風流なホタルの情景を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか?
宇治市植物公園(京都)
京都府からもう1か所、ホタル観賞スポットをご紹介します。「宇治市植物公園」は、宇治市の南西部にある植物園で、四季折々の花々を見ることができるスポットです。
こちらで、2019年5月24日(金)~6月9日(日)に開催されるのが、「蛍ナイター」。2019年で14回目を迎えるホタルのイベントで、園内を飛び交うゲンジボタルの姿を目にすることができます。期間中は、日中は初夏の花々を、夜はホタルの幻想的な姿、と1日の間にさまざまな楽しみ方ができそうですね。
蛍公園(奈良)
続いてご紹介するのは、奈良県宇陀郡曽爾村にある「蛍公園」。ホタルの名が付いている通り、ホタルが鑑賞できるスポットです。こちらでは、毎年6月中旬~下旬にホタルが見ごろを迎えます。
期間中は「ほたるまつり」を開催。無料のシャトルバスの運行があるほか、屋台などの出店などもあり、賑わいをみせます。詳細については、曽爾村観光協会のTwitterなどをご確認ください。自然の中にホタルが舞う、幻想的な光景を楽しめますよ。
城崎温泉(兵庫)
兵庫県のおすすめホタル観賞スポットは、豊岡市にある温泉地「城崎温泉」。大谿川周辺で6月上旬から7月上旬までホタルを鑑賞することができます。こちらで見られるのは、ゲンジボタルとヘイケボタルです。
「城崎温泉」は、ゆかたの似合うまちをうたっているので、きものはもちろん、ゆかたの散策にもおすすめ。ホタルが飛び交うピークといわれる、20時を目安にゆかたでお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか?
守山ほたるパーク&ウォーク(滋賀)
「守山ほたるパーク&ウォーク」は、滋賀県守山市で開催されているホタルのイベント。16回目を迎える2019年は、5月18日(土)~26日(日)に開催される予定です。期間中は、ほたるの名所を巡るエコバスの運行があるほか、例年さまざまなイベントが開催され、多くの人が訪れます。
また、守山市にはホタルにまつわる資料などを展示した「ほたるの森資料館」もあります。イベント期間中は、夜間開館されるため、こちらにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
きしべの里(和歌山)
最後にご紹介するのは、和歌山県紀の川市にある「きしべの里」。自然豊かな公園のなかに、ホタルの鑑賞池があります。こちらでは、例年6月になると飼育されたゲンジボタルが幻想的な光を放ちます。
また、紀の川市には「きしべの里」以外にも、重谷川付近や鞆渕地区付近などでもホタルを観賞することが可能です。紀の川市の公式サイトにその年の鑑賞情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
マナーを守って、ホタルを鑑賞!
幻想的な光景を私たちに見せてくれるホタルですが、環境の変化によりその数を減らしています。ホタルを鑑賞に行く際は、ホタルを採集したり、傷つけたりしないのはもちろん、カメラのフラッシュなどの強い光にも注意が必要です。マナーを守って、楽しくホタルを鑑賞しましょう!
また、ホタル観賞に行く際は、きものやゆかたでお出かけすると、風情ある雰囲気が楽しめますよ。初夏の風物詩であるホタルを、きものやゆかたを着て、楽しんでみてはいかがでしょうか?