8月の「きものdeお出かけ」は京都へ(あべの校)
こんにちは(^O^)/
着楽楽きららkimono教室あべの校の近藤です。
着楽楽kimono教室あべの校では定期的に「きものdeお出かけ会」を開催しています。
8月は久しぶりに京都へお出かけしました。
今回は生徒様から「こんな展示あるよ~」といただいた京都近代美術館「きもののヒミツ」。
この日引率の講師からお写真とレポートが届いたのでご紹介しますね。
10時30分
大阪梅田、阪急電車の特急に乗って出発しました。土曜でしたが思ったより混んでなくてゆったりと座れました。
桂駅でたくさんの観光客の方が降りていかれました。嵐山の方に行かれるのかなぁとお話しているうちに河原町に到着✨
暑いのでなるべく歩かなくて良い様に見つけて予約していた「京菜味のむら」さん。ランチタイムなので混んでいるかと思いきやまだお席に余裕がありゆったりとできました。
お料理はおばんざいが12種類、色とりどりのガラスの器に盛りつけてありとても涼やか✨湯葉丼も付いてましたよ~
お手拭きと箸袋が和柄(宝尽くしとおもちゃ柄)でホッコリと癒されました😘
お食事の時にプチ講座もしました。
今回は「収納」のお話。
資料を見ながら収納の仕方を。他にも、絹物に虫が付きにくいことや樟脳が着物の箔や金属刺繍に良くない事などもお話しました。
お食事の後は京都近代美術館「きもののヒミツ」へ。
贅を尽くした江戸時代のうち替えや小袖は総刺繍で上前と下前が左右対称の柄付けになっています。当時は現代んのようにおはしょりを作らずお引きづりにして着ていたので、江戸褄(えどづま)と言ってこのような柄付けになっていることをお話しました。
打掛のふきにも染めや刺繍がしてありとても感動しました。
同じ型紙で染め方を3種類変えてある展示があり、染め方がかわると同じ柄でも全く違う雰囲気になるのが不思議ですねとお話したりしました。
古い物ですが今でも着られそうなカッコいいデザインの物もたくさんあり、私はあれが好き・これがいい・もし着るならどんな帯を合わせてみたい?そんなお話もしながら楽しく過ごせました♬
斬新な文様の図案も沢山ありました。当時はこの図案がカタログの様なものであり、ここから選んで染めてもらっていたのだと思うととても贅沢ですね。
最後に鴛鴦(おしどり)で有名な羽田登喜男先生のお着物が展示してあり、春の風景に金糸銀糸で刺繍した蝶が舞っている様子がとても上品で美しくウットリと見とれてしまいました☺
生徒さん達も椅子に座って色々な着物を眺めながら、それぞれの着物にはどんな帯が合いそうか考えられていたそうです。さすが着楽楽の生徒さん!
美術館の3階に休憩所がありそこから平安神宮の大鳥居が間近で見れました!
こんなに大きくて金の紋がキラキラしていたんですね!初めてちゃんと見た気がします。
帰りに「せっかく京都に来たから暑いし何か京都らしい冷たい物でも❤ということで永楽屋さんに寄り抹茶パフェをいただきました❤
抹茶の風味が良くて美味しかったです。さすが京都です😘
いかがでしたか?楽しく充実したお出かけ会の様子が伝わってきましたね😉
また次回の「きものdeおでかけ会」をお楽しみに💛