夏はゆかたを着てお出かけしよう!関西周辺の花火大会情報
夏の風物詩のひとつである花火大会は、ゆかたを着るのにピッタリのイベントですね。ゆかたは着物よりも着付けがしやすいので、これから和装にチャレンジしたいという方の最初の一歩としてもおすすめです。
そこで今回は、2017年に関西周辺で開催される花火大会をピックアップしてご紹介します。友人や家族と一緒にゆかたを着て、風情ある日本の花火をより一層楽しんではいかがでしょうか。
1.天神祭奉納花火大会(大阪)
京都の祇園祭、東京の神田祭りと合わせて日本三大祭りのひとつに数えられる「天神祭」。その見どころのひとつと言われているのが、祭りの最後に開催される「天神祭奉納花火大会」です。
当日に打ち上げられる花火の数は、約5,000発。大川周辺では、色とりどりの美しい花火を間近で鑑賞できます。毎年見事な花火を一目見ようと多くの人が訪れることで知られていますが、なかでも大川の東岸にある桜ノ宮公園周辺は人気のスポットの一つ。屋台なども登場し、お祭り気分を満喫できます。
人気スポットである桜ノ宮公園やOPAタワーはとくに混雑するので、場所取りをしたいという方は計画的に行動をした方がいいかもしれません。
日程:2017年7月25日(火)
開催時間:19:30~21:00頃
会場:大阪府大阪市北区天満橋 大川周辺
2. びわ湖花火大会(滋賀)
滋賀県の琵琶湖でおこなわれ、約10,000発もの花火が打ち上げられる花火大会です。毎年テーマが掲げられ、それに沿った花火の演出がおこなわれるので、行くたびに違った風情を堪能できるでしょう。
びわ湖花火大会は、琵琶湖ならではの湖面に映る花火も魅力のひとつとなっています。見事な花火が湖面に映る姿はとても風流ですよ。見事なスターマインなど見どころも多く、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
花火大会と言えば、席の確保が重要なポイントになってきますが、無料で利用できる席は混雑していたり、早目に確保に出かけなければいけなかったりと大変なことも多いです。席のことを気にせずにゆっくりと花火を観賞したいという方には、有料観覧席の利用がおすすめ。びわ湖花火大会の有料観覧席は打ち上げ場所のすぐそばにあるので、大迫力の花火を間近で観賞できますよ。
日程:2017年8月8日(火)(※荒天の場合は2017年8月11日(金・祝)に延期)
開催時間:19:30~20:30
会場:滋賀県営大津港沖水面一帯
3.みなとこうべ海上花火大会(兵庫)
神戸の港町をバックに開催されるみなとこうべ海上花火大会は、兵庫県下最大規模の打ち上げ数を誇る花火大会です。毎年約25万人もの人が訪れるとされ、露店も多く出店しています。音楽とともにたくさんの花火が打ち上げられる光景は見事ですよ。
みなとこうべ海上花火大会の魅力のひとつが、100万ドルの夜景ともうたわれる神戸の街並みをバックに映し出される花火にあります。近くでの大迫力の花火も良いですが、少し離れて全体を見渡せる場所に行くと見事な夜景とともに花火が映る風景を目にできるでしょう。
日程:2017年8月5日(土)
開催時間:19:30~20:30
会場:兵庫県 神戸港(新港突堤~メリケンパーク南側海上)
4.なにわ淀川花火大会(大阪)
1989年から毎年8月の初めに開催をしている「なにわ淀川花火大会」は、大阪で開催される人気の花火大会のひとつです。フィナーレの定番となっているのが「かむろ菊」という花火。地上まで流れ落ちるような姿が特徴となっています。ほかにも、ダイナミックな半円を描く水中スターマインなど見どころが満載ですよ。
日程:2017年8月5日(土)雨天決行
開催時間:19:40~20:40(2016年)
会場:新御堂筋淀川鉄橋より下流国道2号線までの淀川 河川敷
5.亀岡平和祭保津川市民花火大会(京都)
平和を願って打ち上げられる、5,000発ものダイナミックな花火を観賞できます。2016年は「特選玉」という日本煙火協会推薦の花火やスターマインの打ち上げなどが行われました。
メイン会場となっている大堰川緑地東公園では、年通りであれば有料観覧席が設置されています。例桟敷席は1席20,000円、イス席は1席1,000円となっており、どちらも席数が限定されているので、気になる方は早目に座席を取るといいでしょう。
日程:2017年8月7日(月)
開催時間:20:00~(2016年)
会場:京都府亀岡市保津町 保津橋上流一帯
6.港まつり花火大会(和歌山)
「港まつり花火大会は、港の安全などを願って打ち上げが行われる花火大会です。2017年は記念大会として4,000発もの花火が見られる予定なのだとか。
2016年は「吉宗将軍就任300年記念」の特別な花火を目にできるなど見どころも多くありました。今年もどんな花火が打ちあがるのか期待できそうですね。和歌山の夏の風物詩を眺めに、お出かけに行ってみてはいかがでしょうか?
日程: 2017年7月23日(日) (※順延日 2017年7月26日(水))
開催時間:20:00~21:00
会場:和歌山県和歌山市西浜和 歌山港 中ふ頭 万トンバース
7.宮津燈籠流し花火大会(京都)
約3,000発の打ち上げ花火を楽しむことができる花火大会です。宮津燈籠流しは日本三大燈籠流しのひとつとしても知られ、約1万個もの燈籠が海面を流れる幻想的な風景が漂います。
燈籠が流されたあとに、花火大会が開始。打ち上げ花火や海上スターマインなど色とりどりの花火が夜空を彩ります。花火と燈籠という日本の風情ある伝統行事を一度に楽しむことができる珍しい花火大会です。
日程:2017年8月16日(水)
開催時間:19:30~20:30
会場:京都府宮津市 島崎 島崎公園、宮津湾
8.吉野川祭り納涼花火大会(奈良)
花火とレーザー光線、そして音楽によって織り成される芸術的な景色を目にできる花火大会です。打ち上げられる花火の数は、約4,000発となっています。会場周辺には、夜店も軒を連ねるので、お祭りの雰囲気も十分に楽しむことができそうです。有料観覧席もあるので、席取りなどを気にせずにお祭り気分を味わうことができますよ。
日程:2017年 8月15日(火)
開催時間:20:00~21:00(2016年)
会場:奈良県五條市 吉野川大川橋上流川、河川敷
9.教祖祭PL花火芸術(大阪)
大阪を代表する花火大会のひとつとして知られる「教祖祭PL花火芸術」。毎年8月1日おこなわれるパーフェクトリバティー教団の祭礼のひとつとして花火が打ち上げられます。20,000発もの打ち上げ数を誇る花火はとても見ごたえがあり、大阪でも屈指の巨大花火大会として人気を誇っています。
日程: 2017年8月1日(火)
開催時間:20:00~20:40(2016年)
会場:パーフェクトリバティー教団敷地内(2016年)
10.芦屋サマーカーニバル(兵庫)
毎年7月に開催されている花火大会で、2016年には約6,000発もの花火が打ちあがりました。無料で花火を観覧できるスポットもありますが、おすすめは有料観覧席。1,000円で観覧できる砂浜観覧席やクッションシートがついた一般観覧席など数多くの観覧席があります。家族でワイワイと楽しむなら焼肉セットが付いた焼肉観覧席なども良いでしょう。
ほかにもイス、テーブル席、フリードリンクが付いた特別観覧A席や4名1組の豪華ディナーが付いたアリーナ観覧席などさまざまな種類の観覧席がありますよ。
日程: 2017年7月22日(土)
開催時間:19:45~20:30
会場:兵庫県芦屋市総合公園・潮芦屋ビーチ 花火会場
今回は、関西周辺の花火大会について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?花火大会ならばゆかたを着ている人も多いですし、気負うことなく和装にチャレンジできそうですね。
今年の花火大会をきっかけにして、和装の着付けを自分で出来るようにするというのもおすすめですよ。2017年の花火大会はぜひ、お気に入りのゆかたを着てお出かけをしてみてくださいね。