着物の基礎知識

初心者の方でも着物に親しんでいただけるよう、着物やゆかたの着付け基礎知識や、
着物の扱いに関してのふとした疑問にお答えいたします。
着物を着るのがより楽しくなるような、役立つ情報をご紹介いたします。

着物でお出かけ! 大阪の博物館・美術館10選

着物の基礎知識

寒い冬は、ついつい家の中に閉じこもりがち……。しかし、そんなときこそお気に入りの着物でお出かけを楽しんでみませんか? これまで当ブログでは、着物でお出かけしたいさまざまなお出かけスポットをご紹介してきました。そんななか今回ご紹介するのは、着物で訪れたい、大阪にある“博物館・美術館”です。

和の雰囲気が漂うスポットも多く、着物でお出かけするにはピッタリのスポットですよ。さっそくどんなスポットがあるのか見ていきましょう!

1.大阪歴史博物館

まずご紹介するのは、NHK大阪放送局の隣にたたずむ「大阪歴史博物館」。7~10階にある常設展示のフロアでは、古代から現代までの大阪の歴史について学ぶことができます。8階は「歴史を掘る」フロアとなっており、発掘現場の様子が再現されています。

常設展示のほかに、特集展示や特別展があるのも特徴です。数か月に1度入れ替わるので、昔行ったことがあるという人にもおすすめ。新しい発見があるかもしれませんよ。

また、館内には、お茶や食事ができるカフェ&レストラン「スターアイル」も併設。休憩やランチスポットとして活用してみてはいかがでしょうか。

2.大阪くらしの今昔館

天神橋筋六丁目駅3号出口直結と、アクセスの良い立地にたたずむ「大阪くらしの今昔館」。「住まいの歴史と文化」がテーマとなっている博物館です。

9階は、江戸時代のフロアとなっており、当時の大阪の街並みが再現されています。着物で歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえそうです。ちなみにこちらでは、1日先着300名限定で簡単な着付けもおこなっています。

このほか、落語のイベントやワークショップが開催されることも。土日に開催されることが多いので、気になる方はぜひ公式ホームページをチェックしてください。

3.日本民家集落博物館

「日本民家集落博物館」は、日本最初の野外博物館で、日本各地の古民家を間近で見ることができます。大阪・摂津能勢の民家をはじめ、宮崎、長野、奈良、鹿児島など全国各地の民家を移築復元。国の重要文化財に指定されている貴重なものもあるなど、昔ながらの暮らしを知ることができます。

また、10月~3月の毎週火曜日は「きものでみんか」という季節限定企画を実施中です。1人1回300円で着付けをしてくれるので、着物でお出かけしたいけど着物を持っていない、着付けができないという人にもおすすめ。気軽に着物体験をすることができますよ。

4. 造幣博物館

続いてご紹介するのは、桜の名所としても知られる「造幣博物館」。火力発電所として明治時代に建てられた、レンガ造りの外観が特徴的な建物です。

内部では、古代の貨幣や世界の貨幣などお金に関する貴重な資料が公開されています。2階の体験コーナーでは、千両箱の重さを体験したり、本物の金塊や銀塊に触れることも!

博物館には、予約せずに入館できますが、見学手続きが必要。手続きに関しては、平日は正門詰所、土日及び祝日は北門詰所での対応となります。また工場見学もおこなっているので、気になる人はそちらもチェックしてみると良いでしょう。

5.上方浮世絵館

「上方浮世絵館」は、江戸時代に大阪でつくられた浮世絵を展示する美術館です。上方でつくられた浮世絵の多くが役者絵。浮世絵というと江戸なイメージがありますが、かの有名な画家・ゴッホも数点所有していたことがあるなど、海外でも注目をされています。館内にはミュージアムショップがあり、浮世絵にまつわる小物などを購入することもできます。

また、こちらの施設では上方浮世絵を見るだけでなく、実際に「摺り」の体験できるのも特徴。コースは、初級・中級・上級の3コースに分かれており、級が上がるほど高度な技術が要求されます。体験するには、3日前までに予約が必要とのことなので、気になる方はお出かけ前に予約を忘れずにしておきましょう。

6.さかい利晶の杜

続いてご紹介する「さかい利晶の杜」は、堺にゆかりのある千利休と与謝野晶子にまつわるミュージアムです。館内は「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」「茶の湯体験施設」「観光案内展示室」といったエリアにわかれています。

「茶の湯体験施設」では、実際に茶の湯の体験をすることが可能。予約なしで利用できる「立礼呈茶」などがあります。抹茶と和菓子をいただくことができますよ。

「もう少し本格的に体験してみたい」という人には、「茶室お点前体験」がおすすめです。毎月第3日曜日に実施されている個人向けのお点前体験講座です。こちらは、1ヵ月前より予約ができるので、予約をしてから行きましょう。

7.枚方宿鍵屋資料館

「枚方宿鍵屋資料館」は、枚方宿にまるわる資料や模型などを展示する資料館です。風情ある建物のなかで、枚方宿の歴史を学ぶことができます。お茶席などの体験講座を実施していることもあるので、イベント目的でお出かけするのもおすすめです。

また、事前に予約をすれば、資料館の2階にある大広間で和風弁当をいただくことができます。淀川を眺めながら過ごせる、贅沢な空間ですよ。こちらは、4名から申し込むことが可能なので、友達や家族などと一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

8.大阪市立東洋陶磁美術館

なにわ橋駅1号出口よりすぐの場所にあるのが、「大阪市立東洋陶磁美術館」。日本や韓国、中国などの東洋陶磁器のコレクションを展示しています。国宝や重要文化財もあるなど、見どころも多いです。

施設内には、喫茶サロンが併設。バラの小路や堂島川などを望みながら、軽食やお茶ができます。また、館内にあるミュージアムショップではポストカードなどのオリジナルグッズなどを購入することも可能です。お出かけの思い出にいかがでしょうか?

9.国立国際美術館

中之島にある「国立国際美術館」は、独特の外観が特徴的な美術館。世界各国の現代美術作品を展示しています。また、展示室が完全に地下にある珍しい構造をしているのも特徴です。エントランスから地下へと降りていきながら、各フロアの展示物を見学できます。

地下1階には、レストラン&カフェ「中之島ミューズ」が併設。カフェメニューはもちろん、お食事系のメニューも充実しており、ランチタイムの利用にもおすすめです。

10.大阪市立美術館

最後にご紹介するのは、天王寺公園内にある「大阪市立美術館」です。昭和11年に開館した歴史ある美術館で、さまざまな美術品を展示。8,400超の館蔵品のなかには、国宝や重要文化財に指定されているものも含まれます。

特別展やコレクション展では、学芸員が展示作品について解説をおこなう「ギャラリートーク」を実施。現在特別展は、ヨハネス・フェルメールの作品6点を展示する「フェルメール展」が開催中です。

防寒対策を整えて、大阪の博物館・美術館にお出かけしよう!

着物でお出かけしたい、気になる博物館・美術館は見つかりましたか? 大阪にある博物館・美術館では、浮世絵やお点前などを実際に体験できる施設も多く、日本の文化に触れることができます。

また、着物で冬にお出かけするときは、防寒対策を忘れずに! 着物の上から和装用コートを羽織ったり、マフラーや手袋で首や手を守るなど、しっかりと防寒対策を整えてください。冬ならではの暖かいコーディネートを楽しみつつ、大阪の博物館・美術館へのお出かけを満喫してくださいね。

着楽楽着付け教室の案内

  • あべのアポロ校(天王寺)
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  • 千里中央校
    大阪府豊中市新千里東町1-1-3 イオンSENRITO専門館3F
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    大阪府河内長野市楠町東1584-8
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