着物姿でお出かけしたい!おすすめの観光スポット5選
着物に慣れているという人はもちろん、普段あまり着物を着ないという人も、おしゃれな着物を着て、ちょっと遠くまで足を延ばしてみませんか?
日本には、着物を着て訪れたい観光スポットがたくさんあるんです。
普段、何気なく訪れている街も、着物を着るとなんだか違った景色が見えてくるかもしれませんよ。
そこで今回は着物姿でお出かけしたい、おすすめの観光スポットを5つご紹介します。
お気に入りの着物を着て出かける、特別な体験をしてはいかがでしょうか?
1.東京・浅草寺
東京で着物を着て訪れたい街と言えば、下町「浅草」。風情ある昔ながらの街並みに、着物姿がよく映えます。
そんな浅草のなかでも有数の観光スポットとして知られているのが、1300年の歴史を誇る「浅草寺」。
大きな赤い提灯がシンボルの「雷門」から「浅草寺」までへと続く「仲見世通り」は、両脇にお土産屋さんや飲食店が所狭しと並ぶ、東京観光の定番スポットです。
人形焼きやお団子など着物姿でも食べやすいグルメスポットも多くあり、食べ歩きを楽しみながら、ゆっくりと観光を満喫するにはピッタリの場所と言えるでしょう。
本堂や五重の塔など見どころがたくさんある浅草寺ですが、ぜひとも挑戦してほしいのがおみくじです。実は、浅草寺は「凶」が出やすいお寺として知られています。観光に訪れた記念に、運試しをしてみてはいかがでしょうか?
浅草と言えば人力車もおすすめです。さまざまなコース設定があり、短時間で浅草の観光地を巡ることができます。
普段着物を着なれていないという人は、人力車に乗ってお手軽に浅草観光をしてみるというのも良いかもしれませんね。着物を着ることで、浅草のレトロな街並みをより一層楽しむことができますよ。
名称:浅草寺
場所:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:東京メトロ銀座線・東部スカイツリーライン・つくばエクスプレス・都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩約5分
公式サイト:http://www.senso-ji.jp/
2.金沢・ひがし茶屋街
「ひがし茶屋街」は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、古い街並みが残る、金沢の人気観光スポットの一つです。着物を着ながら写真を撮れば、まるでタイムスリップをしたような気分を味わうことができますよ。
周囲には、抹茶やスイーツを堪能できるお店が充実しているので、歩き疲れたときは、ちょっと甘いものを食べながら休憩をしてはいかがでしょうか?なかには、ひがし茶屋街の通りを見下ろしながら、甘いスイーツに舌鼓ができるお店もありますよ。
ただし、注意してほしいのが、ひがし茶屋街の多くのお店は、夕暮れ時になると閉まってしまうということ・・・。夕陽に染まったひがし茶屋街もすてきなのですが、おいしいスイーツ目当てで訪れたいという人は、少し早目に訪れた方がいいかもしれません。
また、金沢といえば、「金箔」が有名ですよね。ここ、ひがし茶屋街にも、金箔を丸々1枚乗せた、豪華なソフトクリームなど金箔を堪能できるスイーツがありますよ。
ちなみに、ひがし茶屋街は、食べ歩きが禁止されているので、外での食べ歩きは厳禁です。店内にイートインスペースがあるお店が多いので、お店のなかでじっくりと味わうようにしてください。
名称:ひがし茶屋街
場所:石川県金沢市東山
アクセス:北鉄バス・西日本JRバス「橋場町」停留所から徒歩10分
3.京都・祇園
着物を着て訪れたい場所と言えば、京都は外せない町の一つと言えるでしょう。なかでも「祇園」は、京都らしい風情ある街並みを心ゆくまで満喫できるスポットです。
着物を着ている観光客の人も多いので、「着物を着て浮いてしまわないか心配・・・」という着物初心者さんも安心して訪れることができますよ。着物を着て写真を撮りたい、フォトジェニックな場所も多く、京都らしさを満喫できる場所です。
名称:祇園
場所:京都府京都市東山区祇園町
アクセス:京阪バス「祇園」停留所
祇園と言えば、舞妓さんを思いうかべる方も多いでしょう。普段なかなか見かけることができない舞妓さんですが、本物の舞妓さんを目にできるスポットがあるんです。
その名も「ギオンコーナー」。毎晩18時&19時の2回、舞妓さんが躍る京舞や裏千家の茶道、生田流の箏の演奏などを目の前で見ることができます。
そのほか、狂言や文楽など全部で7つの伝統芸能を一度に見ることができるスポットは、ほかではなかなかないでしょう。祇園で着物を着ながら、日本の伝統芸能を満喫してみてはいかがでしょうか?
名称:ギオンコーナー
場所:京都市東山区祇園町南側570-2弥栄会館内「ギオンコーナー」
アクセス:京阪電車「祇園四条」駅から徒歩5分
公式サイト:http://www.kyoto-gioncorner.com
4.鎌倉・鶴岡八幡宮/報国寺
鎌倉と言えば、「鶴岡八幡宮」は外せない観光スポットの一つでしょう。源頼朝ゆかりのお寺として知られ、出世運や良縁のパワースポットとしても人気があります。
舞殿やご神木の大イチョウなど見どころも多く、長時間楽しむことができそうです。
春は桜や藤、夏は蓮、秋は紅葉、冬は牡丹と四季折々の景色を目にできますよ。源頼朝のパワーを貰いに、着物姿で訪れてみてはいかがでしょうか?
名称:鶴岡八幡宮
場所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:JR鎌倉駅東口より徒歩10分
公式サイト:https://www.hachimangu.or.jp/
「竹の寺」と呼ばれることもある「報国寺」は、その名の通り、美しい竹林があるお寺です。境内には、竹林を眺めながら抹茶を飲めるスポットがあり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
風流な枯山水の庭園もあり、日本の和の心を心ゆくまで満喫できるスポットと言えるでしょう。着物を着ながら、時間を忘れて、日本の和の心を感じてみてはいかがでしょうか?
名称:報国寺
場所:神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
アクセス:鎌倉駅から車で約7分
公式サイト:http://www.houkokuji.or.jp/
5.川越・蔵造りの町並み
本川越駅から10分ほど歩くと、小江戸と称させる昔ながらの「蔵造の街並み」が顔を出します。重厚感あふれる街並みを歩いていると、なんだか江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえるかもしれません。
川越のシンボルにもなっているのが、「時の鐘」。「残したい日本の音風景100選」にも認定されたその音色は、午前6時・正午・午後3時・午後6時の計4回耳にできます。歴史と風情を感じることができる音色を耳に、町の散策を楽しめそうですね。
また、毎月8・18・28日の8が付く日は「川越きものの日」が開催しています。着物や浴衣を着て、街を散策すると、さまざまな割引などを受けることができますよ。
たとえば、「えすぽわーる伊佐沼」では、アイスクリームのプレゼントが、「川越ベーカリー楽楽」では、1,000円以上購入するとミニラスクがプレゼントされるのだとか。
そのほか、記念撮影や購入品の割引など、着物を着ているだけでとてもお得な割引を受けることが可能です。
毎月18日は、割引に加え、伝統工芸の型染体験といったイベントも開催されるので、お休みを合わせて訪れてみるのもいいかもしれませんね。
名称:蔵造りの町並み
住所:埼玉県川越市幸町
アクセス:本川越駅から徒歩約10分
公式URL:https://kuradukuri.com/
いかがでしたでしょうか?
着物を着てお出かけしたい国内の観光スポットについてご紹介しました。
普段あまり着物を着る習慣がないという人も、観光を機会に挑戦してみると、いつもとは違った新鮮な気持ちで旅を楽しめるかもしれませんよ。
着物を着ながら、風情あふれる観光スポットの散策を楽しんではいかがでしょうか?