着物の基礎知識

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着物で参加したい!日本の伝統行事や季節のイベント【秋冬編】

着物の基礎知識

1年を通して、さまざまな伝統行事やイベントが開催されている、日本。前回の「着物で参加したい!日本の伝統行事や季節のイベント【春夏編】」では、春から夏にかけて開催されている、日本の伝統行事や季節のイベントについてご紹介しました。

その後編となる今回は、「秋」と「冬」に注目していきます。「秋」と「冬」も着物でお出かけしたい伝統行事や季節のイベントが盛りだくさんです。さっそく、どんなものがあるか見ていきましょう。

着物で参加! 秋の伝統行事&イベント

暑さが落ち着き、過ごしやすい気候になる秋の季節(9月~11月)。「お月見」や「紅葉狩り」といった秋ならではの情景を楽しむ、伝統行事やイベントがあるのが特徴です。近年では若者を中心に「ハロウィン」を楽しむ風習が根付いてきているなど、バラエティ豊かな伝統行事やイベントが体験できます。

また、秋に着物を着る際に忘れてはならないのが「衣替え」。7月、8月に着ていた「夏物(薄物)」は、9月を目途に衣替えをしていきましょう。9月は「単衣(たんい)」、10月~5月は「袷(あわせ)」の着物を着ます。その日の気温と相談しながら、徐々に暖かい装いへと衣替えしていってくださいね。

9月~10月:お月見

日本では古くから、「十五夜」にあたる旧暦の8月15日や、「十三夜」にあたる旧暦の9月13日に「お月見」をする風習がありました。「お月見」では、すすきや団子などを供え、月を眺めます。

「お月見」に着物を着るときは、月やすすきなどお月見に関連のある着物や小物などを取り入れると風流です。

「お月見」といえば、中秋の名月と言われる「十五夜」をイメージする人も多いでしょう。しかし、実は「十五夜」だけがお月見ではありません。前述の「十三夜」も含めてお月見とされ、片方だけお月見をするのは、縁起が良くないと言われています。

10月31日:ハロウィン

近年、日本に根付いてきたイベントの代表格とも言えるのが「ハロウィン」。古代ケルト人がおこなっていた収穫のお祝いと悪霊を追い出す祭りを起源としています。

日本では、仮装やコスプレ的なイメージがありますが、欧米では子供が近所にお菓子を貰いに行ったり、ジャック・オ・ランタンと呼ばれるカボチャの飾りを作るのが定番です。

そんなハロウィンを着物に取り入れるのも、この季節ならではの楽しみ方。カボチャやおばけがモチーフとなった小物を使えば、ガラリとハロウィンコーデに変身できます。ハロウィンのテーマカラーである黒やオレンジのアイテムを使ったコーディネートもおすすめです。

11月15日:七五三

3歳、5歳、7歳の子供の成長を祝う日本の伝統行事「七五三」。3歳は男女両方、5歳は男の子、7歳は女の子がお祝いをするのが一般的です。ただし地域によってはお祝いする年齢が異なる場合もあります。自分たちが住んでいる地域の風習に従い「七五三」のお祝いをしていきましょう。

「七五三」は、子供がハレ着を着るのはもちろんですが、大人が着物を着るのにもおすすめの行事です。着物で参加する場合は、訪問着や付け下げ、色無地などフォーマルな着物を選択。主役は子供なので、派手すぎず落ち着いた色合いのものを選びましょう。

11月:紅葉狩り

古くから、四季の情景を楽しむ行事が多くある、日本。「紅葉狩り」もそのひとつです。

大阪で紅葉が見ごろを迎えるのは、11月上旬~12月上旬。見ごろに合わせて、ライトアップされるスポットもあるので、事前にチェックしておくとより楽しめるでしょう。日中とは違った幻想的な景色が広がりますよ。

大阪の紅葉スポットといえば、「箕面の滝」を思い浮かべる人も多いはず。「箕面の滝」では、「紅葉の天ぷら」が名物になっているので、訪れた人はぜひ食べてみてくださいね。かりんとうのような香ばしい味が楽しめるそうですよ。

着物で参加! 冬の伝統行事&イベント

最後にご紹介するのは、冬(12月~2月)の伝統行事&イベントです。冬に着物姿でお出かけする場合、忘れずしてほしいのが「防寒対策」。とくに、首、手首、足首の3首は、手袋やマフラーなどでしっかりとカバーしていきましょう。

ただし、着物は基本的に簡単に脱いだり着たりができないものです。着物の中に防寒対策をしすぎると、温度調節が難しくなってしまいます。マフラーや羽織、和装コートなど簡単に着脱できるもので、防寒対策をしていくのがポイントです。

12月25日:クリスマス

イエス・キリストの降誕を祝う「クリスマス」。日本では「ハロウィン」などと同じく、イベント的意味合いの方が強い印象の行事です。ケーキやチキンを食べたり、プレゼントを交換して、恋人や友達、家族などと一緒に過ごします。

また、クリスマス当日を楽しむのはもちろんですが、この時期は各地でイルミネーションイベントが開催されるのも特徴です。大阪でも、さまざまな場所でイルミネーションが開催されています。

そういった場所にクリスマスならではの着物コーディネートでお出かけをするのもおすすめ。この時期ならではの煌びやかなイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?

1月:お正月

クリスマスが終わるとあっという間に、新しい年がやってきます。1年の始まりである「お正月」といえば、「初詣」に出かける方も多いでしょう。お寺や神社に1年の感謝を伝えたり、新年の平安を祈願しに訪れる、日本の伝統行事です。

着物で参拝している人も珍しくないので、着物初心者が着物生活を始めるのにもおすすめの行事と言えます。ただし、人気のお寺や神社への参拝は混雑が予想されます。防寒対策や着くずれ対策など、万全の準備をしてから臨みましょう。

1月第2月曜日:成人式

成人になったことを祝う、「成人式」。毎年この時期になると、華やかな振袖を着付けた女性たちを街中で見かけますよね。そんな日本の風物詩となっている「成人式」が、近い将来変化を遂げようとしているのを知っていますか。

実は、これまで日本では20歳を成人としてきましたが、2022年4月から18歳に成人年齢を引き下げられることが決定しています。自治体によっては、20歳で成人式をおこなう場所もあるようです。地域によって成人式をおこなう年齢が異なる、ということにもなるかもしれませんね。

2月3日:節分

「節分」は、豆をまき鬼を祓う、日本の伝統行事。宮中で行われていた行事が庶民にも広まり、現在のような形になったと言われています。豆まきの掛け声といえば、「鬼は外、福は内」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、鬼を祀っている寺社などでは「福は内、鬼は内」ということもあります。

また、この時期は節分祭を開催している寺社も多いです。大阪府内でも、さまざまな場所で節分祭を開催しているので、チェックしてみてください。例えば、大阪の住吉大社では、「厄除ぜんざい」が無料で振舞われます。厄除けのために訪れてみてはいかがでしょうか。

春夏秋冬、1年中楽しめる着物!

2回にわたり、ご紹介していきた日本の伝統行事とイベント。着物に興味があっても「着物を着て行く場所がない」といった声も聞かれますが、こうして見ると、毎月なんらかの行事やイベントが開催されていることがわかります。

今回ご紹介した伝統行事やイベントは、どれも着物を着てお出かけするのにおすすめのものばかり。さっそく、着物を着てお出かけをしてみてはいかがでしょうか。

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